青春18切符 2020年春の旅「富山」 その1

今回の18切符、
どこへ行こう? と、またまた「秘湯」で検索!
富山にある「大牧温泉観光旅館 」に決定!

どこへ行くにしても「東」にいくには新快速、、
もう乗り飽きてるけれど仕方ない。

敦賀まで延々と乗る(姫路ー敦賀間はホントに長い)
敦賀で北陸線に乗り換えて福井へ。

実は実は、キジやサルではないけれど、
今回の旅からお供になったグッズがある。
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鉄道地図は前から欲しいと思ってたのだけれど、大きいし重たいし、
で、時刻表を買おうかとも思ったのだけれど、老眼だから見えないし~~
と迷ってたら、コレを見つけた。

この鉄道地図長は優れもので、
鉄道地図
なんと、蛇腹になっているのだ。
そのためにとても小さく軽量、、
ただし日本地図が変な形になってる。
けれど、そんなことはどうでもよいくらいの便利さだ。

ついでに見つけたのがスタンプ帳!
たまに駅や名所旧跡でスタンプをみかけたとき、
スケジュール帳の裏などに押したりしていたのだけれど
これからは、こちらに押スタンプ!
これも楽しみの一つになるだろう、、という予感!
栄えある第1ページ目の最初の駅スタンプは「福井駅」
スタンプ帳
福井駅では恐竜がお出迎え。

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昼前なので次の電車内で食べる駅弁を物色。
さすがの福井
カニ、カニ、カニ
駅弁色々

 

 

 

 

 

 

カニオンリーもいいけれど、エビ好きの我々としては
やっぱり甘えびははずせない、で、↓
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しかし、しかし、大ハズレ、、
以後¥1500以下の駅弁は買うまじき、と
心に固く誓うことになった。

新型コロナウィルスの影響で車内はガラすきかと思いきや、
何故か学生だらけで、ものすごくうるさい。
それも男の子たちばかりで、男の方が喋りなのか??

などと心の中でブツブツ言ってるうちに金沢に到着。

金沢からは「IRいしかわ」という電車に乗り換えて高岡へ。

高岡駅で40分くらいの待ち時間があったので、
改札外でお茶でもしよう!
いつも通り、
「途中下車でーす」
と言ったら、
18切符では出られない、という。
で、金沢ー高岡間の乗車券を¥860も払わされた。

途中下車せずにそのまま砺波まで行けば支払わなくてもよい、
という訳のわからないルール、意味不明…
「???」と思いつつ、

「おやつのスィーツ~~~~♪」

と電車内で検索していた店に向かったつもりが、

店が、、ない。

時間が少ししかなかったので、結局、どこにでもあるイタリアントマトで
大して美味しくもないケーキセットを食べながら、つらつら考えた。
¥860も払って、何をしてんだ???

高岡から砺波に行くために、先ほどと同じ改札なのだけれど、
今度は18切符で入場ができる、、、

なんだ? このシステム。

メチャクチャ腹立ったので、この件に関して調べてみると
↓↓↓

新幹線が開業すると同時に
「新幹線と並行して運行している在来線は、JRから経営が切り離される」
というルールがあるらしい。

5年前に北陸新幹線が開業した折に、そのルールに則って
JRから移行されて設立されたのが
「IRいしかわ鉄道」と「あいの風とやま鉄道」という鉄道会社!

つまり、金沢から富山へはJRは通っていない、
つまり、18切符ではいけない、
「青春18切符はJRで全国津々浦々、どこでも行ける」
というフレーズは成り立たない、
ということになる

これにはとてもややこしい乗り継ぎ、乗り降りのルールがあって、
これらの路線に乗車後、次にJRに乗り継げば、その間の運賃は
18切符が使える、ということになっている。

なのでフレーズは生きている!

金沢からIRに乗車して高岡駅で途中下車せずに、
そのまま改札内でJR線に乗車、そのまま砺波まで
行けば、18切符は有効となる。
高岡駅で降りさえしなければ、
不要な乗車賃を払う必要はなかったのだ。

つまり、高岡駅の改札を出る際は
金沢から乗車したので、料金が必要!
高岡駅の改札から入る際は、JRに乗車するので、
18切符で入れる、

というちょっと考えなければ
わからないシステムでの乗車になる。

で、とりあえず18切符で入場。

お勉強になりました、で、この知識は次、いつ使うのだろう???

砺波駅に到着
砺波駅

 

 

 

 

 

 

 

砺波といえばチューリップ!
で有名だけれど、その季節には早すぎて、
(季節だったとしても時間がなくてそこまでは行けない)
そのまま、タクシーに乗車。
遊覧船の船着き場である「小松港」まで行く。
砺波駅からバスはある、あるのだけれど、到着した時間には
既にバスが出てしまって乗れない、
つまり、タクシー以外に手段はないのだ

砺波駅前は、どこの駅も似たような感じ! 特に特徴もない。
砺波駅前
タクシーは、親切な女性ドライバーで色々と教えてもらった。
(なぜか我々、タクシードライバーには恵まれている)

「今年は暖冬でこんなに雪が降らなかった年は珍しい」
「おかげでスキー場は泣きの涙、ゴルフ場は大笑い、、」
「このあたりは木彫りの名産地」

とか、色々教えてもらった。

小松港に到着
庄川を行き来している観光遊覧船で、小牧港から大牧港まで
往復¥2800~、ちょっと高くね?

まあ、船はキレイだけど… それに乗客は5名
こんな時期だから、、ということもあるんでしょうが~
遊覧船1
この船で庄川を上っていく、、
庄川の水は、ものすごい緑色なのだ。
庄川1
魚がいるのかいないのか、静まり返っていてよくわからない。
緑色なのだけれど、すくいあげると透明な水だそう。
水面にプランクトンがいっぱい浮いていて、
それらが光合成をしているために緑色になるのだとか、、
という説明を受ける。

地球誕生時のシアノバクテリアみたいなもんか???

乗船中に、乗務員の方が
「あそこに日本カモシカがいますよ~」って教えてくれる
1日本カモシカ
カモシカ? 白い豚とちゃうん?
再度よく見てみても
日本カモシカ2
豚だろ!
カモシカのイメージ、大崩れ!

約8.1キロを30分くらいかけて遊覧船は
ノロノロと進む、、のでありました。