岩惣に泊まりにいく その2

フェリーの乗船すること数分、宮島到着

 

 

目的は、「岩惣」に泊まることだけだったので、
タクシー直行でもよかったのだけれど、
チェックインには早すぎる…
とりあえず、ブラブラ歩いて行きましょ!
で、参道をウィンドショッピングしながらブラブラしてたら
とある喫茶店の前に…

 

 

 

 

これって、営業妨害じゃないのか。
宮島のシカは、奈良公園のシカと違って小さくて痩せてて
毛並みもイマイチ。
何故なのか…野生のシカだから
という単純な話だけれど、このことをインスタにアップしたら
「宮島のシカはかわいそうなんやで」
とコメントがあった。
つまりは、奈良公園のようにシカ煎餅が売ってる訳でもなく
住民がエサをやるわけでもなく、、なので栄養が行き渡ってないのかも…

あちらこちらに「シカにエサをやらないように」って立て看板がある。

宮島の人たちってそんなに冷たいのか???
と調べてみた。
冷たいどころか、本当にシカのことを考えてる心優しい住民なのです。

昔は、山から下りてきたシカがエサにエサを与えてたそう…
けれども、そうなるとシカがどんどん町中にやってくる。
交通事故もおこす、町を荒らす、人に危害を加える、、etc

広島県は考えた、宮島の人たちも考えた。
やはり、野生の動物は野生のままにしておくのが一番ベストだと。
人間が、そこに介入していってはいけないのだと。

それで「シカ条例」? みたいなものが出来て、以来、一切エサは与えない。
観光客にも「エサは与えないように」
となってのだけれど、
この事情をよく知らない観光客が
「宮島のシカはエサがなくてかわいそうなので、みんなでドングリを送りましょう」
なんて運動をはじめたりして、
宮島はえらい迷惑をこうむっていたとのこと…

現状はどのようになっているのか不明だけれど、
「本当に大切なことは目には見えない」
という「星の王子様」の言葉を思い出しました。

旅をすると(旅だけではないけれど)こういう新たなことがわかる、
それも旅の醍醐味の1つだと、つくづく思った次第…

シカ君(メスかもわからんけど)にバイバイして、
ちょっと疲れたので、メニューに「アップルパイ」とあった
カフェに入る。
アップルパイにはちょっとうるさい私たち、
わざわざ青森県の弘前までアップルパイを食べに行った私たち、

からすれば、これはアップルパイではない
(そのカフェに失礼なので撮影は遠慮しました)
では、それは何かというと、
「アップルタルト」

アップルパイとアップルタルトで大違いなのです。
カフェを経営するなら、それくらいは学んでメニューに書いてほしいですね