青春18切符 2020年冬の旅「福井」 その2

霙(みぞれ)降りしきる中、「三国港駅」に到着。

さっきの切符切りの車掌さんといい、この駅舎といい、
ちょっと時代を遡った感アリ‼
(「駅」ではなく「駅舎」と思わず書いてしまったくらい)
でも、横には自販機が、、
やはり時代はすすんでいるんだ。

駅のホームから見えた最初の目的地「蟹の坊」
ここで「甘えびてんこ盛り丼」を食すためにここまで来た、
と言っても過言ではない。

目の前に見えるのに線路が渡れない。
踏切も陸橋もない・・・

「もしかしてこっちかなぁ」

と見当をつけて坂道を歩いていったら辿り着けた。
甘えびに対する執着が本能的にはたらきかけて道を見つけたのかも。


いつも食べてる甘えびとは、まず大きさが全然ちがう。
以前、三国港で甘えびを食べて以来、もう一度食べたい、
と思いつつ、なかなか雪の中をここまで来る、
とうこともなく40年ほど経過・・・
やっと念願の~

「一体、何匹入ってるん?」

と数えたくなるくらい

「てんこ盛り」の名に恥じない丼でありました。
(個人的好みを言えば、酢飯ではなくて普通の米飯がよかったかな)

とりあえず、気持ちもお腹も満腹になったところで、
ここまで来たのだから「東尋坊」へも行かなきゃね、と
タクシーを呼んでもらった。

タクシーが来たら、ドライバーのオッチャンが
「見て、このナンバープレート」
っていうから~、
で、写真撮ってもいいって言うから~

ここだけ画像クローズアップ!
さすがに恐竜王国、こんなところにもジュラシックパークやん~~(^^)v

「東尋坊はどのあたりで停める?」
「寒いからギリギリ行けるところまで行って~」

で、東尋坊に到着!
マジ、寒い・・・(今年いちばんの大寒波だもんね)

春の「大牧温泉」といい、夏の「鍾乳洞」といい、
今回の「東尋坊」といい
「サスペンス劇場シリーズ」かよ(笑)
思わず、口から「ジャジャジャジャーン~」

で、なんで「東尋坊」って名前??
有名だけど知らない・・・
で、パンフレットを見てみたら
「昔、東尋坊という名前の乱暴者のお坊さんがいて
別の坊さんと1人の女性をはさんで恋敵になり、
で、呼び出されて、酔っぱらって行ったら
崖から突き落とされた、その後、49日間、
海が大荒れになったことから東尋坊とい名前になった」
とか・・・

いや、お坊さんなのに三角関係ってどうよ!
ってか、お坊さんなのに乱暴者の大酒飲みってどうよ!
ってか、突き落とした真柄覚念っていう坊さん、
殺人していいんですか~? 坊さんのくせに・・・

で、東尋坊が独りじゃ寂しいから自殺の名所に???(私見)

いやいや、意味不明だろ!

崖っぷちまで行ってみたかったけど、ものすごい風で吹き飛ばされそう~
おまけにアラレが降ってきて、バチバチと顔にあたって痛い!
寒い、痛い、足元フラフラ

自殺したくなくても落っこちそう~
シニアの私たちにはキケンすぎる・・・

這いつくばって土産物通りへ帰りましょ!

ということで無事に生還~自殺せんで済んだ