青春18切符 2022年春の旅「都七福神めぐり」 その5

湖北の朝を堪能したあとは京都へまいもどり、
残りの4つの寺社を巡らなければ、そして12月に食べ損ねた
今宮神社のあぶり餅を食べなければ…
と、駅に到着、少ない荷物をコインロッカーに預け身軽になる。

最初は「革堂」
正式名称は行願寺
御所の南東あたりになるので、タクシーで直行!
京都のタクシーの運転手さんとの話は楽しい。
車中がタクシー劇場になる。
ただ問題が1つ、個人タクシーはキャッシュオンリーなのだ。
最低限の金銭しか持ち歩かないキャッシュレス推奨人間としては
財布を出すのが非常にめんどくさい。
ということで、革堂に到着!

カワドウって不思議な名称だなと思ってたら、
コウドウって読むらしい。
お坊さんが妊娠中の鹿を射止めてしまったことを悔やみ
その鹿の皮をいつも身に着けてたから、とかなんとか書いてあったけど…
お坊さんが鹿狩りって、なんか違和感
お坊さんが革製品を身に着けてるって、なんか違和感
殺生はしない、んじゃなかったっけ?
皮は身に着けず、ちゃんと供養したってよ、と個人的には思った。

とりあえずお詣りする。

何故か境内に七福神が並んでいてはる…なんか不思議なお寺だ。

革堂からテクテク歩いて京阪神宮丸太町駅へ
そこから出町柳まで久々の叡電に乗車。
ツレは叡電はじめて、らしい。
修学院で下車

 

 

 

 

 

ここから、赤山禅院と松ヶ崎大黒天を目指すのだけれど、
足腰の悪いうちらは当然のごとくタクシーの予定。
なのだが小さな駅なので、タクシーが駅前に停まってる様子もない。
1台つかまえたけど、個人タクシーやん!
キャッシュオンリーだというので、「じゃあ、いいです」
だって、ここからは結構距離あるし…

で、待つこと数分で次のタクシーが来てくれた。
赤山禅院と松ヶ崎大黒天に寄って、最終今宮神社に行きたいんだけど
御朱印書いてもらう間、待機しててもらえる?
と聞いたら、待機時間は¥80/1分半 だとのたまう。
「うーーん、¥1000超えるのか、厳しいなぁ…」
と聞こえるような独り言。

「とりあえず行ってください、着いたところで考えます」

で、赤山禅院へ。
どうも帰りのタクシーは拾えそうもない、ので待っててもらうことに。

大慌てで御朱印を書いてもらう、けど
なんか間違ってないか? 御朱印コレクションになってるやん!
ちゃんとお詣りせなあかんやん!
でも、タクシー待ってるし…

ところがここ赤山禅院ってめちゃイケズで、御朱印の場所が
ものすごく遠い、→にそって右に曲がり左に曲がり。
「腹立つわー」
やっと辿りついたんだけど、
御朱印を書いてくださる住職さんかな??がとってもいい感じで
親切だったので、ちょっと気持ちが和らぐ。
けど帰り道みたら、わりと真っすぐやんか。
なんでわざわざグルグルと歩かせるんよ??

といった訳で、バタバタとしてたので写真、撮り忘れる。

 

 

 

 

で、息あがりながらタクシーに戻ると
「メーター止めといてあげたで」やって。

もっと早く言ってよ― でも、感謝!

次は「松ヶ崎大黒天」
北大路をひたすら走る。

到着したけど、また階段、、だけどすぐに見えたんで近くてよかったなぁ

けど、なんで横にも鳥居があるんやろ?
って思ってたら、こっちが境内に続く道だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとは東寺を残すのみ。

12月に来た時に、もうお正月までお店が閉まってて
食べられなかった今宮神社のあぶり餅。
お昼の時間も過ぎてたので、お腹ペコペコ、
「早く食べたーい」
今回はリベンジ、2軒とも制覇するで、と言ってみたら
タクシーの運転手さんが、
「店の前でお餅焼いてへんから休みちゃうか?」

マジかよ?

なんとなんと私としたことが水曜が定休日だった。
いつも定休日を調べてから計画をたてるのに、今回ばかりは
何故か調べ忘れ…
2回も振られるなんて…

仕方ないので北大路駅まで舞い戻ってもらい、
もうどっと疲れたから一休みしよう、と
ビブレのスタバでティータイム
ここまで来てなんでスタバ??

気をとりなおして地下鉄に乗車。
京都駅の雑多な中を近鉄に乗り換えるのはなぁ…と
路線図を見てたら竹田から近鉄に乗り換えればいいじゃん、
ということが判明、1駅引き返すことになるけど歩かんでええしー

竹田駅で降りる、前に近鉄が止まってる
思わず乗り込む

走り出してから、、なんか変??

次の駅表示を見たら、やっぱりー
このまま行ったら淀屋橋まで行ってまうやん、で下車して
隣のホームへ。

1駅で「東寺」
ちょうど今、特別拝観中…
あとは帰るだけなのでゆっくり見られる、と東寺を最後にしたのだけれど、
近鉄東寺駅から、徒歩5分といえども、そうとうフラフラ
とりあえず南大門から入らなきゃ、、、

さすがの風格!

 

 

 

 

懐かしの五重塔だ
はるか昔、学生時代に東福寺に下宿していたので、
たまーにフラフラと行ってたとこだし、電車の窓からも見てたり
してたのでついつい懐かしくなった

 

 

 

 

 

「不二桜」と命名された枝垂桜が満開!
あまりの見事さに、他の桜も満開できれいなのにかすんで見える。

東寺の境内はものすごく広いので歩き疲れて、
もう特別拝観をする気もなくなる

 

 

 

 

 

御朱印を頂き、また来た道を駅へ引き返す


あぶり餅を食べる時間と、タクシーでサクっと
回ったおかげで、予定時間よりも早く京都駅に到着。
夕食には早いので、お弁当でも買って帰ろうか、と伊勢丹地下へ。

こぶりのばら寿司
これくらいでいいかな、と買ってみたら
これがめっちゃウマ

丹後地方に伝わる伝統のおすしだそうで、
鯖のおぼろとバラ寿司の具材がサンドイッチのように
積み重ねられている。
横から見るときれいな縞模様で、見た目も美しい。

次に京都へ行った時にも絶対にgetしよう、と心に誓うほどのお味でした。

2日にわたってお天気もよく無事に七福神をまわることができました