青春18切符

青春18切符 2022年春の旅「都七福神めぐり」 その1

「みやこ七福神めぐり」というものがあると知り、行ってみたくなった。
調べてみると、全国津々浦々、色々な七福神めぐりがある。
その中で最古といわれているのが「みやこ七福神」

京都なので日帰りでめぐることも可能なのだけれど、ちょうど青春18切符の季節。
日帰りすれば18切符の恩恵をたっぷりと蒙る事ができるが、1泊すると通常運賃
を変わらないので意味がない。
さらに、宿泊しないと旅したような気分にもならない。
なのでやっぱり一泊して、2日にわたって七福神を巡ろうということに。

宿は、できるだけ18切符の恩恵が蒙れるようにギリ最大遠方へ。

ということで湖北に決めた。

出発地点はもちろん京都駅、そのまま奈良線に乗り換え、
七福神の中で、御所から一番遠い所におられる「黄檗山萬福寺」へ。

 

 

 

 

 

JRの駅は、どことも変わらない表記だけれど、改札を出ると

 

 

 

もうひとつ、そこそこ重みがありそうな駅看板があった。
駅から徒歩5分とあったけれど、10分くらいかかったんじゃないかなぁ…

 

 

 

 

 

なんとなく雰囲気が違うこじんまりとした山門

 

 

 

 

 

こちらが本来の山門だった
横に「酒のんでるやつは入ったらダメです」
って漢詩で書いてある

 

 

 

 

 

ちゃんと都七福神巡りの布袋さんのとこだよ、と親切に教えてくれている。
黄檗って「きはだ」と読むんだ…

桜が満開になるには1週間ほど早いかな、と思ってたら
なんと満開… 七福神めぐりに「花見」のおまけがついていた

 

 

 

 

これは一体なんでっか?
ここ、日本のお寺だよね???
まるで中国やん~

それもそのはず、萬福寺は中国の僧「隠元」が創建した寺。
中国福建省福州に、その名も「萬福寺」があり、そのまま
日本の「萬福寺」にしたそうだ。
なので、このお寺の精進料理は「普茶料理」といって中華だそう。
最初は食べてみようと思ってたけれど、時間がなく予約制なのでパス。

 

 

 

 

 

 

木魚の原型で、たたいて時間を知らせたりしてた、という…
また口を開けてるのはたたいて煩悩を吐き出す、という…
で、見てみたら

 

 

 

 

叩かれ続けて木肌が見えてるけれど、なんだか血を流しているように見える
カワイソウ…

建築様式も中国風

七福神をめぐって7つの寺社で御朱印をいただくのだけれど、
それが1枚の色紙にいただくというのを見て、色紙がいいなぁ
と思ってたけれど、現物を見てびっくり、めちゃ大きい色紙。
四つ切画用紙くらいある。
これをもって京都をうろうろ、ましてや湖北まで電車に揺られてたら
色紙ボロボロになりそうだし、邪魔っぽいので、朱印帳に変更!

 

 

 

 

 

七福神巡り専用朱印帳なのでイラストが描かれてるんですよね~

 

 

 

 

次は四条に出たいので、来た時のJR奈良線ではなく
京阪に乗車予定なのに、京阪の駅が見つからない…
Googleナビの言う通りにいったらJR駅に逆戻り…
Googleナビにはよく騙される。
やっと見つけた、小さな京阪電車黄檗駅!