「みやこ七福神めぐり」というものがあると知り、行ってみたくなった。
調べてみると、全国津々浦々、色々な七福神めぐりがある。
その中で最古といわれているのが「みやこ七福神」
京都なので日帰りでめぐることも可能なのだけれど、ちょうど青春18切符の季節。
日帰りすれば18切符の恩恵をたっぷりと蒙る事ができるが、1泊すると通常運賃
を変わらないので意味がない。
さらに、宿泊しないと旅したような気分にもならない。
なのでやっぱり一泊して、2日にわたって七福神を巡ろうということに。
宿は、できるだけ18切符の恩恵が蒙れるようにギリ最大遠方へ。
ということで湖北に決めた。
出発地点はもちろん京都駅、そのまま奈良線に乗り換え、
七福神の中で、御所から一番遠い所におられる「黄檗山萬福寺」へ。
JRの駅は、どことも変わらない表記だけれど、改札を出ると
もうひとつ、そこそこ重みがありそうな駅看板があった。
駅から徒歩5分とあったけれど、10分くらいかかったんじゃないかなぁ…
なんとなく雰囲気が違うこじんまりとした山門
こちらが本来の山門だった
横に「酒のんでるやつは入ったらダメです」
って漢詩で書いてある
ちゃんと都七福神巡りの布袋さんのとこだよ、と親切に教えてくれている。
黄檗って「きはだ」と読むんだ…
桜が満開になるには1週間ほど早いかな、と思ってたら
なんと満開… 七福神めぐりに「花見」のおまけがついていた
これは一体なんでっか?
ここ、日本のお寺だよね???
まるで中国やん~
それもそのはず、萬福寺は中国の僧「隠元」が創建した寺。
中国福建省福州に、その名も「萬福寺」があり、そのまま
日本の「萬福寺」にしたそうだ。
なので、このお寺の精進料理は「普茶料理」といって中華だそう。
最初は食べてみようと思ってたけれど、時間がなく予約制なのでパス。
木魚の原型で、たたいて時間を知らせたりしてた、という…
また口を開けてるのはたたいて煩悩を吐き出す、という…
で、見てみたら
叩かれ続けて木肌が見えてるけれど、なんだか血を流しているように見える
カワイソウ…
建築様式も中国風
七福神をめぐって7つの寺社で御朱印をいただくのだけれど、
それが1枚の色紙にいただくというのを見て、色紙がいいなぁ
と思ってたけれど、現物を見てびっくり、めちゃ大きい色紙。
四つ切画用紙くらいある。
これをもって京都をうろうろ、ましてや湖北まで電車に揺られてたら
色紙ボロボロになりそうだし、邪魔っぽいので、朱印帳に変更!
七福神巡り専用朱印帳なのでイラストが描かれてるんですよね~
次は四条に出たいので、来た時のJR奈良線ではなく
京阪に乗車予定なのに、京阪の駅が見つからない…
Googleナビの言う通りにいったらJR駅に逆戻り…
Googleナビにはよく騙される。
やっと見つけた、小さな京阪電車黄檗駅!