今は普通に使われるようになってきた「香害」という言葉。
もうすぐ国語辞典にも載るのではないか、と思うけれど、
たぶん、一番最初に使い出したのは「私」ではないか、
という自負がある(笑)
できるだけ合成香料に触れないように注意して生活してるのだけれど、
久しぶりに出会ってしまった「香害」クン!
絶版になってて新刊は手に入らない本が欲しくて、探したら
メルカリにあった。ので購入。
楽しみにページを開いて読み始めたのだけれど、
なんかイヤな感じ。
本から変な匂いがする。
嗅いでみると、あの合成洗剤もしくは柔軟仕上げ剤の臭いが…
「におい」には、”匂い” という漢字が普通だけど、
敢えて”臭い”にしたい、という気分!
香りってスゴイな、って改めて思う。
その臭いで本を開く気にならなくなったのである。
本は読みたい、でも、開きたくない、、
しかし、本にまで染み込んでいく合成香料の強さ、
したたかさに改めて驚く、というよりか怒りが込み上げてくる。
この人、どんな生活をしてるんだろう???
メチャ狭い部屋なのか???
結構高かったので、廃棄して再度探して買う、
のももったいない。
苦肉の策として、ビニール袋に本を入れ、
コットンにレモン精油を数滴滴下して、
本にシミがつかないように、和紙に包んでいれて置いた。
3日後、ビニール袋から取り出したら、
レモンの爽やかな香りがする。
「ヤッター」
と、喜んだのも束の間…
開くと、またあの臭い!
仕方がないので、今は、これから読もう、というページに
あらかじめ、コットンをはさんでいる。
何故に私がこんなに苦労をしなければいけないのか??
この香りを「良い」と思ってる人、気をつけないと
化学物質過敏症になるぞ!
ってか、「なっちまえ」と不穏な心が叫ぶのであります。