北海道 2日目

今回の旅の目的地は小樽~積丹。
つまりは「ウニ」!
旬だし…
ということで札幌から小樽へ電車移動。


小樽はレトロをうまく利用して観光客を呼んでるな
とこの駅の標識を見て思う。

ノスタルジックなランプや

こういった看板を保存して、うまく利用している。
こんな昔懐かしさが小樽人気のひとつ、なのかな???

駅前で事前に予約していたレンタカーに荷物を積んで積丹へ向かう。
このままうに丼の「田村岩太郎商店」に行くと、結構早い時間になるし、
ホテルの朝食食べすぎてお腹もすいてないし、ということで、
途中、帰り道で寄るつもりだった道の駅「余市スペースアップル」に
行ってみる。

ここに売ってるアップルパイが人気らしく、もしかしたら帰りの時間だと
売り切れているかもしれないと思ってアップルパイを買う。
2個だと袋に入れるだけ、4個だと有料だけど箱入りだというので
4個買う(意味不明、なんで4個も、だけど1人2個くらいは食べるだろう)

「スペースアップル」って、何?
アップルはリンゴの産地だから、、だと思うけど、
んじゃスペースは??
隣接している建物が「宇宙記念館」
なんで余市と宇宙??

この間行った大分空港の土産物売り場にもJAXAのコーナーがあった。
大分とJAXA、それも不思議に思ったので聞いたら、
結局、計画はおじゃんになったのだけれど、一時大分空港が宇宙空港になる、
という話があったそう…
なので、その名残なんだとか。
つまり余市も???
余市って空港あったっけ????
と思ったら全くの見当はずれで、つまりは
宇宙飛行士の毛利衛さんの出身地だったから。
毛利さん、ここで生まれて育ったんだ・・・

ここは帰りにゆっくり見学するとして、とりあえずはウニ丼が先。
12:30頃に目的地にに到着し、

「ウニ丼、お願いしまーす」

なんと、なんと、なんと
「売り切れましたー」
「え?いつ?」
「30分くらい前」
アップルパイよりウニ丼を取るべきだった、と後悔しても後の祭り。

「他の丼のトッピングに少しは残してますよ~」

ということで、私にとっては初めての「エンガワ丼」をオーダー!
エンガワもさることながら、甘エビと、やっぱウニが美味しかった…
やっぱりウニが食べたかった…(しつこい)

積丹には積丹ブルーの海を見るために岬がいくつかあるようなのだけれど、
せっかく来たのだから、最西端の「神威岬」まで行きたい、ので車を走らせた。
北海道なのでそれほど気温は高くないのだけれど日差しはきつくて
やっぱり暑い!

昨夜あたりからなんとなく風邪っぽい感じで体力が落ちているような気がしてたのだけれど、
それもあってか上るのがしんどい。

女人禁制の門」まで辿りついたあたりから脚が限界。
(ってそんなに上ったわけではなく、近いんですけど)

女人禁制となっている理由はというと


なんと義経は北へ、北へと、こんなところまで逃げてきたらしい。
否定されてはいるが、義経=チンギス・ハーンってもしかして??
なんて思ってしまう。
問題はその義経に横恋慕したチャレンカという娘。
義経を追いかけていくのはいい、勝手に行けばいいよ。
けど、そのあと、ここを通る船に女性を乗せたら沈没させる、
って言い残して入水死。

これって、自分の恋が実らなかったからといって
何の関係もない人に八つ当たりしてるだけやん。
ってか、えらい迷惑だよね、、転覆して溺死した女性…
パッと見たら「悲劇のヒロイン」みたいに書かれてるけど
よーく読んだら「ええ加減にせーよ」ってな話。
今はもちろん、女人禁制ではない。

本当は上まで行きたかったのだけれど、
いつもの体調なら行けたと思うのだけれど、
今回は、私のカラダが「もうイヤ」って言ってるのでここで終了。



でも、まあ、ここからの景色も捨てたものではない。
海はきれい、だけど曇ってたからかな、
「うーん、積丹ブルーではないな、積丹グレーかな」

また駐車場のところまで下りて土産物店に入る。
神威岬にあるカムイ屋。

1Fは普通の土産物店だけれど
2Fに、その昔、この岬の灯台に使われていたレンズが展示されていた。

これはフランス製、明治9年に輸入され、
大正12年から37年間、神威岬灯台から積丹沖を照らしていたもの。
その後、大阪の公園で展示保管されていたらしいが、
そのことを知った積丹町が令和4年に積丹に戻ってきて
このように展示されることとなったらしい。
令和4年って、つい最近のことなんだ。
フランスで生まれて日本に来て、
数回の戦禍でなくなることもなく
明治、大正、昭和、令和の時代を過ごしてきた灯台のレンズ。
その趣もあってか、何かロマンを感じるひと時だった。

小樽に帰る途中、再度「余市アップルスペース」へ。
隣接している宇宙館「童夢」を見学。

スペースシャトルの模型や歴史が展示されていたり
3D眼鏡をかけて宇宙エレベーターの映像を見たり、
なんだかんだと楽しかった。

アップルスペースで余市ワインを購入。

小樽にもどるとやけににぎにぎしい。
先にホテルにチェックインして荷物をおろしてからレンタカー返却に行こう
と考えていたら、ホテルの駐車係人が、
18:00から前の道路が通行止めになって通れなくなるので先に返却してき、
といわれ、大慌てでスーツケースをおろして預かってもらい、返却に行く。
その途中も、人、人、人
返却後、徒歩でホテルに帰る途中も、人、人、人
小樽ってそんなに人がおるん?

小樽の祭り「潮まつり」と日程がかぶったみたい。

途中でオシャレなレンガ造りの建物があるな、
と思ったら、なんと「Lawson」やん

徹底してるねーー

廃線になってるレールもそのまま残して、
祭りの間だけのイベントなのかもしれないけれど、
両側に小樽ガラスのお店がテントで出店している。

線路の上をブラブラ歩きながらホテルに帰着。

「さて、夕食、どないしよ?、人多いからあまり遠出したくないし」
とGoogleで検索!
ちょうどホテルの裏側に蕎麦屋がある。
お昼、しっかり丼食べてるから、蕎麦くらいがいいかも。
とりあえず行ってみる。

メニューを見ながら、やっぱソーラン節の本場なんだから食べておかないと…
「にしん蕎麦」

コレ、あたり!
メチャ美味しい。ニシンが違う。
いつも食べてるのと違う。
フワっとした感じ…
出汁も美味しい。

お腹もいっぱいになったことだし、
温泉入ろ!
ホテルの大浴場が、、これも祭り関連???
混雑の極み。
過去に経験したことのない暑さ、じゃなくて混み具合で
辟易しながら、とりあえず露天風呂に入って1日の汗を流し
部屋に帰って爆睡(-_-)zzz