最上稲荷~備中高松駅間はタクシーじゃないとご老体には無理。
来るときに乗車したタクシーの運転手さんが
「帰る時に電話してくれたらココ(降車したところ)に迎えにくるよ」
と言ってくれてたので、電話したらオバハンが出て、
「ちょっと無理やねぇ~」っていう。
「は? さっき乗った時に迎えにきてくれるって言われてたんだけど」
と食い下がっても、車が出払ってるから無理やね~、の一点張り。
けど、ここでダメと言われてもバスもないし、、
「だったらどーすりゃいいんですか?」
とちょっと怒気を含んで言うと
「別のタクシー会社の電話番号を教えるわ」
ということで、電話して待つこと15分、、
なんとか駅まで帰ることが出来た。
岡山へ戻るホームからは
着いた時には気づかなかった…
気持ちがはやると目に入るものも入らなくなるのね。
ここから岡山へ戻り、福山へ。
福山で途中下車したのは、福山名物「うずみ飯」を食べるため。
検索して高評価のところへ。
昼定食も美味しそうだったけれど、やはり来たからには
見ただけだと、ホントに白いご飯だけ、って感じだけれど、
ご飯を掘り起こすと、いっぱい具が出てくる。
食べるのに必死で写真なんか撮ってられません(^^)v
大変、美味しゅうございました。
ご飯、具も確かに美味しかったけれど、とにかく出汁がサイコー!
食べ終わった後のお茶碗で、3杯くらい出汁だけ頂きました。
これは、もしかしたらご飯にかけるよりか、
出汁だけの方が美味しいかも、というくらい。
福山へ行かれたら、是非ともオススメします、と言いたいのだけれど、
店の名前を・・・忘れましたm(__)m
満腹、満足したところで、またまた山陽線に乗車、次は呉線に乗り換えるために三原へ
そういえば、江田島に行った時も、ここで乗り換えたっけ、、、
その時は気づかなかったのだけれど、
というかそれから出来たのかもしれないけれど、
「たこのまち」になってる。
知らんかった。
タコは明石だけだと思ってた。
おまけに三原にはお城があったようで、城址が小さな公園になっている。
で、ここは、なんと駅に直結しているのだ。
改札を出て、すぐの階段を上ってドアをあけると、
なんとそこは「三原城址」なのである。
で、うしろを振り返ると、「電車のホーム」なのである。
こんなに狭いお城ってなんだ??
と不思議に思ってたら、ここは天守台跡で、
本来の城址はもっと南にあるみたい。
ってか、お城跡の中に駅を作ってしまった???
みたいなのだ。
三原駅から、呉線に乗車、、
南側は瀬戸内海が広がる、、
まあ、神戸線に乗り慣れてる身としては
海の景色にはさほどの感動もない。
のだけれど、景色が海だけになったとき、窓際によって見てみたら、
なんと波打ち際ギリギリというか、海の上を走ってる???
これはビックリ!
電車に揺られてウトウトうしてたら車内放送…
「つぎは、ただの海、ただの海~」
??ただの海?? ふざけてんのか?? って思ったら
たしかに「ただのうみ」だよ(笑)
ってか、アナウンスの抑揚を変えたほうがいいんじゃね??
ってなことをツラツラ話してるうちに竹原駅に到着。
ド田舎かと思ってたら、きれいでモダンな駅じゃん!
たしか、浜田省吾の生まれ育った町なんだよね、竹原って。
(この旅行から帰った後から、やたら脚光を浴びてるみたいなんだけど…)
で、ここからフェリー乗り場までタクシーで行こうと
タクシー乗り場に行った。
そしたら
「竹原港なんてすぐ近くで歩いても行けるよ、バスもあるし、時間みてみたら?」
コレって親切なのか、乗車拒否なのか???
(直接運転手さんと対峙した同行の友人は、乗車拒否ととった)
すぐ近くにあったバス停に行ってみる、、
と待合室にオッチャンとオバチャンが、、、
時刻表を見て、「どれが行くんだ??」とかワイワイ言ってると、
オッチャンが
「ここに来るバスは全部、港に行くよ、ちょっと遠回りもあるけど」
するとオバチャンが
「港なんてすぐそこだから、歩いた方が早いよ、10分もあれば行けるわ」
って道を教えてくれる。
オッチャンも賛同!!
そこまで言われたら、
「んじゃ歩いていこか」
コレがもう相当なもんだった、、どう考えたって10分じゃ無理。
途中で道わからなくなって、スマホで経路探したら、その時点で
「あと10分」って~
すでに10分くらい歩いてんだから、合計したって20分もかかるやんか!
乗車するフェリーの出発時刻が迫ってるので、ほぼ走りに近い速足で
息せききってやっと到着、、(本来だったら余裕だったはずなのに)
切符売り場の人が
「急いでね!」
でも、フェリーのオッチャンが親切で、
「大丈夫、大丈夫、まだ時間あるよ」
って言ってくれたので、とりあえずパシャ
地元の人の言うことは、金輪際、信じないぞ~~と心に誓う!
地元の人とは時間の感覚が違うんだ~~と、つくづく肝に銘じる。
船内で一息ついてホッとした頃に、垂水港に到着。
旅館からの送迎車に乗り込んだ。
この送迎車を運転してくれてるオッチャンの話す広島弁が、
ものすごくかわいくて癒される。
「昔、この島は造船でものすごく繁栄してたんよ~」
その頃に栄えてたどこかの社長さんが建てた木造5階建てと説明された建物。
本来は4階建てなのだけれど、4だと縁起が悪いので、
上にもうひとつ小屋裏を作って5階建てにしたそうな、、、
その後、山に沿って走る。
「これが日本で一番、背の低い灯台なんよ~」
たしかに低い。で、カワイイ!
海に向かっては
実際に使用されているらしい。
観光バスに乗ってる気分になってたら、
きのえ温泉「清風館」に到着。
この旅館、お料理がメチャ美味しかった。
これまでの18切符旅行の中では3本の指に入る。
部屋からの景色も\(^o^)/
露天風呂も\(^o^)/
おおさきうえしま、と読むのかと思ってたら、「おおさきかみじま」と読むとのこと。