出発時は大雨だったけど、
一夜明けたらものすごくいい天気(^^)v
チェックアウトお願いします、と言ったら
小さな窓の奥でおばちゃんが手書きの領収書をのんびりと書いてくれた。
そういえば、昔の旅館ってこんなんだったっけ???
もちろんクレジットカードはNG!
ってか、クレジットカードってなんですか~~??
みたいな感じだったな(+_+)
カードさえありゃOK~
と現金はあまり持ち合わせてなかったから、
一瞬ドキッ!!
当然近くにATMもないだうし~~
なんとか足りたのでホッ!
炉端のお部屋の照明はこんな感じだったから、、、
「ここは大正なんだ」
そりゃ大正時代にクレカはなかっただろう
大正時代にATMはなかっただろう
タクシーをお願いしたら、
「どうせ買い出しがあるから」と、
「道の駅」まで送ってくださる、という。
青春18切符で行く町々の人は親切な人が多い!
このあたりで食料など買えるのはここだけ、らしい。
すごい、、独占企業だ、、
ほっといても売れる、、なんて羨ましい( 一一)
大洲駅行のバスは乗車率高いけど、ほぼ高齢者。
この先、日本はどうなるんだろう???
なんてことを考えているうちに大洲駅到着。
せっかく来たのだから、1か所くらいは見学しようと、
事前調査していた「おすくな大社(少彦名神社)」へ。
誰もいない、、
地元でもそれほど有名でもないみたい。
タクシーの運転手さんが「たぶんここだと思う」
というところで降ろしてくれた。
ところが、この少彦名命は出雲国風土記に出てくる神様で、
大国主命と一緒に日本の国造りをした格式高い神様らしい。
道後温泉を発見したあとに南下している途中に亡くなったので、
この神社は全国でも珍しい「神様終焉の地」として建立された、
とパンフレットに書いてある。
神様って死なないんだ、と思ってたけど死ぬんだ、、、
そんな由緒ある神社なのにずっと放置されていたのを
心ある人々のおかげで現在、修復されつつあるとのこと。
なるほど、、、
この古木が昭和初期のものなのか~~
と振り返ると
なんじゃこりゃ、、工事現場かよ!!
ってな感じで放置。
もう少し、きれいにしてあげないと神様かわいそう、、、
おすくな神社で有名(?)なのが「参籠殿」
清水寺と同じ懸け造りになっている。
こんなのがあるのに、誰も来ない、ってもったいない。
ここから本殿までは道なき道を行くらしいので、
足腰やばい現状としては諦める。
(仁和寺の和尚になってしまった)
少彦名命は病気平癒の神様でもあるので、周辺には薬草がいっぱい生えてる、
ときいたはずだし、、案内板もたっている
なのに、どれが薬草なのかわかりません~~~
はたまた「少彦名神社のシンボル」って書いてあるけど、
枯れてるやん‼
薬草が生えているはずの横道をとおって表にまわる。
拝殿するところはこんな感じ~~
大洲の神社はどこも注連縄がお派手なのは、出雲系だから???
とりあえず大洲駅で3時間ほど余裕をみてたのだけれど、
大洲城も工事中だというし、臥龍山荘を見学するほど時間ないし、
臥龍山荘の近くにある「ぽっぺん横丁」に行ってみようかと思ったら
「日曜日だけに現れる幻の市」、、、
ってなんやねん!
ということで予定より早い電車に乗り込むことに。
往路とは乗り換え駅が違う、、
往路では下りなかった「伊予西条」
とてもシンプルというか、もうちょっと、、、
伊予西条の次は、昨日寄った為五郎弁当の「観音寺」
行きでは重たくなるから買わなかった観音寺饅頭!
(後日、香川から来てる生徒さんに聞いたら「かんまん」というらしい)
ふと、目に入ってきたのが
見たこともない、聞いたこともない
「オリーブコーラ」
とりあえず買って、恐る恐る飲んでみたら、、
「ただのコーラ」でした。
オリーブは何も囁いてくれなかった。
でも、久しぶりのコカ・コーラの味は、
ある意味、郷愁であったりして。
坂出に着いたら、ネオンがいっぱいで
「都会だわぁ」
電車がホームに着いたのに前にいた女の子が乗り込まない。
「なにやってんの??」って追い抜いて乗り込んだら、
乗る予定だったマリンライナーじゃなかった。
引き返してどーすんねん??
「うだつ」かと思ってたら「うたづ」
このホームは寒かった、、
人が少ないと寒いのね。
その後、無事に坂出からマリンライナーに乗車、
事なきを得て岡山経由で姫路着。
帰途の車内では、恒例となっている会話
「次はどこいく?」
夏休みが楽しみです。