香港 3日目

世界一長いと言われているミッドレベルエスカレーターに乗ってみようと中環に行く。
ガイドブックに堂々と掲載されている割には、入り口がしょぼくてなかなか見つからない。
乗ってみた!

確かに長い! ただ想像していたものとは全く違ってた。
ずーーーッとエスカレーターがそのまま続いていくのだとばかり思っていた。

思っていたのだが、実際は、途中でブツリ、ブツリと切れていて
乗り換え、乗り換え行く訳で、
果たして、これを世界一長いエスカレーターと表現してもいいのだろうか?
高層のショッピングセンターで階ごとに乗り換えていくエレベーターとあまり変わらんような…
でも、それらを踏まえても世界一長いんだろう…たぶん。
おまけに最初はエスカレーターの形状ではなくて傾斜した動く歩道なんですワ!

せっかく来たのだから一番上まで行こう、と、ただひたすらエスカレーターを乗り継ぐ。
一番上は「半山」という山、周辺は何もない。
まあ、元々、観光目的で作られたものではなく、この丘陵地帯に済む人々の便宜のために作られたもの、だそうなので、上に観光施設があるわけもなく、
また、午前中は下り、になるそう…
東京神楽坂の田中角栄逆転一方通行みたいだ。

ただエスカレーターを乗る、という目的のために来ただけなので、
上ったからには降りなくてはいけない。
当然、この時間は逆転一方通行と同じなので、下りのエスカレーターはない!
ということは・・・

この狭い階段を降りることになる。
最近、年をとってわかったことなのだが、年寄りにとって階段は上るより下るほうが怖いのだ。
エスカレーターが800mらしいので、階段も当然800mなんだろう…
途中にオシャレっぽいカフェとかあるけれど、モーニング食べたばかりでお腹もすいていない。
それに途中で休憩したところで、下りなければいけないものは下りなければいけないのだ。
体力のあるうちに下りてしまった方が負担がすくないだろうと、ひたすら、ただひたすら階段を降りる。
途中で「何やってんだろ?」と疑問がふとわかないでもなかったが…

やっと平地の公園のようなものが見えてきた。
ここらあたりで、なんだかトイレに行きたくなってきた。
ホテルらしきものもないし、諦めてさらに下ると、土産物を売ってる露店が並んでいるところがあったので、そこのオバチャンに教えてもらう。
「女厠」と書いてある、たしかに…
香港の公共のトイレは汚い、と聞いていたので覚悟して入ってみたけれど、いや、なかなかキレイで、ある意味、期待を裏切られた感じ。情報を鵜呑みにしてはいけない。


更に下ること数分、やっと上環の駅前に出た。
まわりを見ると、その場で絞ってくれるフレッシュジュースの店がある。
いや、店ではなくて道端でやってるので露店…
とにかく喉カラカラなので、orange&grapefruit をお願いして数分後、出来上がったジュース、
生き返るレベルの美味しさ、それも日本みたいな小さいカップではなくてたっぷり大サイズ。

今回の香港で飲んだジュースの中でピカイチだったと思われる。

午前中からバタバタ動いたので、とりあえずホテルに帰着して
ホテル内でランチビュッフェ。

オイスターやら海老やら好物がズラリ、で大満足。
お腹がいっぱいになったので、お部屋に帰って夕方までお昼寝タイム。

美味しいもの食べて、お昼寝して完全回復したので、夜の街にくりだすことに。
やっぱり観光旅行としてははずせない「女人街」
30数年前に初めて来たときには「エキサイティング~~!」と興奮状態になったけれど
そこから30年を経て、その間、色々な経験体験を積んできた結果、
まあ、ちょっと時間が早くてまだ暗くなっていなかったのもあるけど
「こんなんやったっけ??」
その後、散策…「皇后廟」だったかな? いかにもチャイナっぽいお寺を参拝。

近くにある占い横丁へ。
占いのブースがたくさん並んでて呼び込みもすごい
「日本語OKよ~~」とか、、ほんまかいな??

 

その中で並んで待っている人がいるブースがある。
きっと人気があるんだろうけれど、看板には「英語OK」って書いてある。
日本語ダメなのか、、でも簡単な英語なら大丈夫かも、、、
で、そこに並んで待つ。
前のカップルの話がなかなか終わらない。
「何をそんなに聞くことあるねん」

待つこと2時間…
やっと順番が回ってきた。

初日に黄大仙で手相を診てもらったので今回は面相を診てもらおうと思ったら
「あなた、手相ね」って、勝手に決められた。
なんでやねん、ってブースの中に色々貼ってある手相や面相なんかのポスターを見てたらわかった。
なんと面相は72歳までしか表記がない。
つまり、今、みてもらったところでこれから先のことはわからん~ってこと、
なのではないだろうか、と推測した。
たしかに中国で占いがある程度体系化されて蓄積されてきたのだろうけれど、
当時の人間はそんなに長生きしてなかった、寿命がせいぜい長生きでも70歳くらいまでだったんだろう。
なので必要なかった?? 知らんけど・・・
ヴィクトリアピークではシニア割になって喜んでたけど、占いでは裏目に出た。

なんか占いで待ちくたびれてしまって、どこかのレストランに入って食事をする気にもならず、
コンビニのセブンでどん兵衛と明日のパンを購入。
本日のディナーは、お部屋で「どん兵衛」
コレが結構おいしかったんだよねー、久しぶりの日本食だからか??

どん兵衛完食、風呂入って爆睡(-_-)zzz