冬の東北海道 その1

冬の東北海道、-20℃を体験したくて伊丹空港から飛ぶ。

朝8:30発の便だったので、姫路駅を5時半のリムジンバスに乗らなくてはいけない。
乗り遅れたらすべてパーになるし、最近は朝がなかなか起きられない。
大事をとって、前日から空港ターミナルホテルに宿泊、
朝はのんびりと出発ロビーへ

今回、北海道へ行く目的は知床で流氷氷砕船に乗ること!
野付半島で氷上ウォーキングをすること!
網走監獄を見に行くこと!

いつも通り個人旅行で計画を立てようと思ったのだけれど
3泊4日ともなるとトランクを持っていかなければ…
最近2人とも足腰に難アリ、なのでずっとバスで運んでくれるツァーの方が
いいかな、と考えて久々にHISのツァーに参加することに。

新千歳空港に到着するも、空港は一面の雪景色。
滑走路にも積雪だとかで、雪かきがされて着陸できるまで、しばし低空飛行で
待機、10分くらいで着陸態勢に。

無事に空港着

海外旅行がないので、よい機体が
国内線にまわされている。
これはボーイング787

乗客も少なくゆったりとして
気持ちのよい空の旅だった

 

 

千歳空港は晴天
空港ビル内は暑かったので外の冷たい風が
きもちいい。

ツァーは伊丹空港、関西空港、羽田空港から
それぞれ集まってきた、総勢36名という
大所帯。バスは満席、三密状態。

 

抗体検査キットがついてるツァーなのでOK
なのかな???

基本的に、うちら協調性がゼロなので、これから4日間大丈夫かな??
とちょっと不安になる。
案の定、HISから送られてきた集合場所の表記が間違っていて
なかなか全員が集まらない、、当然の如く待たされる。
この時間がチョーもったいない、とイライラ…

やっと全員点呼がおわりバスに乗車。
トランクを運んでもらえるのはありがたい、
ってかこのためにツァーにした訳なので、当然といえば当然だ。

ほぼ全行程食事つきなので、ランチのために十勝に向かった。

向かった先は十勝平野が見渡せる日勝峠(にっしょうとうげ)
日高山脈の分水嶺らしい。
標高は1022mだけれど諸条件によって
本州の3000m級に匹敵する環境になっているらしい。
風は冷たいけど、バスの中が暑かったので気持ちよく
まったく寒さを感じない、「ここ北海道ですか?」という感じ。

本来のランチは「牛トロ丼、牛丼、豚丼」の中からお1つお選びください。
だったのだけれど、申込時に
「どれもキライ」
とワガママを言うと、海鮮丼に変えてくれた。
コレが予想外の大当たり!

ホタテは厚みたっぷりの野付産。
イクラも産地聞いたけど忘れた。
社長のオッチャンがどちらも最高級だから、
今日ホタテイクラ丼を注文した人は超ラッキーだ!って。

横についてる白いモロモロは何かと思ったら、白いワサビだそう。
ウニホタテ丼は最初は何もかけず、次はワサビをかけて食べるといい、
というのでその通りにしたら、たしかに美味でありました。

ここは当然、観光客が立ち寄る
ドライブインであるからして
旅行会社とも結託している土産物屋、
でもある。

 

 

ではあるけれど、他ではあまり見られないものが売っている

まずは「ともちゃん」
「私は高いわよ」ってプライドMax
たしかに高い!
42万も出して誰が買うんだろ??

 

 

 

次は「ひとみさん」
ともちゃんより高いやん!
何故に、こんなところにニンニンが隠れてるのか
意味不明…

 

 

 

お次は「あきちゃん」
野球帽かぶってるから
男の子かな??


他にも財閥の家に飾られてるようなこんな子がいたり

この子なんて名前もつけられず、ただ「敷物」って…
おまけに洗濯バサミでつられてて、
もしも買われたら敷物だから踏み続けられる運命…
可哀想すぎる、、

とかなんとか結構楽しんで日勝峠にある「十勝亭」での数時間。
旅行会社の目論見通り、みなさん、既にみやげものを数々getされてたので、
ちょっと使ってみたいかな、と思った洗顔用の「泡馬油」の小さいやつを
買ってみた。
これがなかなか良かったのだけれど、泊った温泉の浴場に
置き忘れてきてしまった、
という大失態。

集合時間になってバスに乗車。
観光バスというベルトコンベアーに乗せられて
次の目的地は池田ワイン城だそう。

車窓からの十勝平野大雪原、なんか北海道っぽくなってきた。

ワイン城は、他のワイン蒸留所と同じような感じ。
試飲ができるようで、みなさん群がってたけれど、
元々、重たいワインを買う気がないのでパス!

他の同行者が試飲やら買い物やらされてる時間、
ベンチで待つ。
「やっぱ、ツァーやめときゃよかった、時間がもったいない」

その後、またひた走りに走って、今宵のやどの阿寒湖畔に到着。
すごい走行距離だ。

凍った上に積雪の阿寒湖!
夜のお散歩で出てきたのだけれど、どこからが陸でどこからが湖なのか不明。
おそらく湖上を歩いていたもよう

 

 

 

 

 

湖畔ではイルミネーション

しばらく散歩してアイヌの集落に来たけれど、時間が遅かったので
殆どのお店が閉まってる。
道すがらのアーケード街には小人の雪だるま??
誰が作ったのかは知らないけれど、
おもわずホッコリとする阿寒のおもてなし。
 

旅館に帰ると、阿寒湖で花火が打ち上げられるという・・・
もう一度、阿寒湖まで行くのは面倒なので部屋から観賞した。