大連に来たらば「旅順」ははずせない、
というか他に何もないのでとりあえず観光!
ホテルは「ニッコー大連」にしたので
日本語話せるスタッフがいるだろうと思いきや、
いない!
つたない英語も通じない!
ツァーデスクで旅順観光を申し込みたいのに、デスクには誰もいない。
フロントであーだのこーだの身振り手振りの
ボディコミュニケーションの甲斐あって
やっと日本語が通じるツァーガイドのオッサンと電話が通じた。
翌朝、ロビーにきたガイドのオッサンは私たちを見てビックリ!
ビックリされた私たちもビックリ!
オッサン曰く
「観光シーズンとは真逆のこんな寒い時期に、
なんで女性2人で来たんですか?
たまにダンナさんのお父さんやお爺さんが、日露戦争に関わってたので、
その思い出を辿って夫婦で来られる方がいるので、
電話をもらった時、おそらくご夫婦だと思ってたのに、
来てみたら女性2人なので驚いたんです、で、なんで?」
って聞かれた。
実は同行の友は「占い師」
昨年末に
「1月のうちに北西の方角の、ちょっとそこそこ遠いところに旅行に行くと
2人共に来年の運が開ける、だからソウルでも行こう!」
とのたまう。
が、しかし、ソウルは前にも一緒に行ってる。
「またぁ?? ちょっと違うとこに行こうよ、大連なんてどうよ?」
ということで、大連に来たんだ、と話すと
ガイドのオッサン大爆笑!
旅順の1日観光で申し込んでたのだけれど、
「行きたいとこだけ3か所で半日にしてもいいよ~~」
ってガイドの趙さん(はよ帰りたいのか???)
ガイドのオッサンは、趙さん、という名前だった。
で、私が行きたいとこ
①東鶏冠山北堡塁遺跡(ドンチーグァンシャンペイパオレイイーチ)
②203高地(アルリンサンガオディ)
③旅順博物館(リューシュンボーウーグァン)
の3か所を案内してもらうことに。
①の東鶏冠山北堡塁遺跡は、ロシア軍が作ったトーチカだそうで、
あちらこちらに弾痕!
おまけに、ここで暮らしていたそうな、、こんな寒いとこで~~
広場には大砲も、、、
ゴミ箱は弾丸型”!
②は、小説「坂の上の雲」や映画でも有名な203高地のでいまさら、、
だけれど、ここからは旅順港が一望できる。
日本軍とロシア軍がこの要塞を欲しがったのがわかる不凍港だ。
これは乃木希典が建てた慰霊塔らしいけど、なんでてっぺんが弾丸???
しかし、戦争の激戦地が観光名所というのは哀しい…
趙さんが写真を撮ってくれたけど、
ここではヘラヘラとピースする気にはなれない…
③の旅順博物館は素晴らしいコレクションで見ごたえアリの博物館。
ミイラ2体に会えたのは嬉しかったけど、ちょっと作りすぎ感があって、
ほんとに発見されたミイラなのかな??
との疑問もちょっと残ったりして…
観光後は、旅順でランチの予定を変更してもらい、
趙さんオススメのフィッシャマンズワーフへ。
好きな海鮮を選んで、好きに調理してもらう。
趙さんオススメの「雲丹~~~」 絶品‼
「牡蠣も~~~」 絶品‼
〆は「海老~~~」 いわずもがな…
ごちそうさまでした(^^)v