朝、起きて外を見ると、今日も雨だ( 一一)
本日の目的は三方で淡水ウナギを食すこと。
気山から三方へ行くには、小浜線気山駅発8:41
の次は、、なんと11:09までないのだ。
昨日、到着時に、
「チェックアウト後にどこか観光できるとこ、あります?」
と聞いてみたら、即座に「ない」 との返答。
「どこに行くの?」
と聞かれたので、
三方でお昼に鰻を食べるために
お腹がすくまで時間をつぶさないとダメなので
とりあえず「縄文博物館」にでも行こうかと思ってる、、
と伝えると、
「それならば、縄文博物館まで送ってあげるからゆっくり朝食をどうぞ」
だって~
北陸の人はホント親切!
9時半頃に旅館を出発。
送迎車で三方に直行したため、無人の気山駅には戻ることはなかった。
つまり、昨日、着いた駅に戻ることはなかった。
おそらく、もう二度と来ないだろうから。
やっぱり写メ撮るときには撮っとかないと、、
こんなところに、こんな博物館があったなんて
18切符旅じゃなかったら知らなかっただろうなぁ、、
この文字は、「梅原 猛 書」だそう。
で、初代館長だったそう。
梅原 猛氏は有名だから知ってるけど、初代館長とは知らなかった、、
このあたりは古墳がいっぱいあるそうだ。
今でこそ裏日本と言われるけど、
本来はこちらが表日本だった、
と書いてある。
縄文人は、身長は低く寿命は30代だったらしい。
何故このあたりに縄文人がいっぱいいたんでしょうね???
もうひとつビックリしたのは三方五湖の一つ「水月湖」
これが、NHKでも特集されたくらいすごい湖で、
その手の研究をしてる人々の間では世界的に有名らしい。
この湖のこと、日本人の1割も知らないんじゃないかな。
少なくとも、私たちは知らなかった。
何がそんなにスゴイのかというと、
毎年、プランクトンの死骸やら粘土やらが積もっていって
数ミリ単位のキレイな縞模様になっていく、
これを「年稿」という。
その年稿をみると、過去におこった気候変動や地震などが正確にわかる。
それも7万年分~~~
色々と勉強になるーー
縄文博物館の見学者なんて、私たちくらいのものかと思ってたら、
これが結構、人気があるようで、カップルが多い。
福井のデートコースなのかな???
そろそろお腹がすいてきたので、ウナギ、、
ここのウナギは細口青鰻という種類で、店内には「絶滅危惧種」に
指定されてるので、1日限定数しか出せません、、と貼り紙が~~
ん? 「絶滅危惧種」を食べてもいいのか???
お味は、まあそれなりに、、、ちょっとパリパリ感かな
ときどき、ウナギが顔を出している。
お腹がいっぱいになったので、徒歩30分くらいかけて雨の中を三方駅へ。
キレイな駅ですが、単線です。
なので、乗り間違える可能性はゼロ!
時間さえ間違っていなければ、来た電車に乗ればOK!
ここだけではなくて、今回は線路沿いの桜が満開で、
駅および車窓から十分花見ができました。
で、小浜に到着
えっ?? 「日本遺産」ってなに??
「!?」ってついてるし~~(笑)
これだから18切符の旅はやめられない
小浜といえば、京のみやこに鯖を運んだという鯖街道の起点がココ!
アーケードの中には、無人だけれど資料館がある。
大福帳とか色々と残されていて、
テキトーに展示されてるのだけれど、
誰もいなくて、誰でも入れて、、ということは、
それほど大切なものではない、ってこと???
いや、結構、スゴイものだと思うんだけど。
cafeで一休みしたあとは帰途に。
敦賀に戻って新快速に乗るほうが時間的には早いのだけれど、
同じルートはできれば行きたくない。
なので、
小浜→東舞鶴→綾部→福知山→和田山→寺前と乗り継いで、
21:30頃に姫路に帰着。
お天気がちょっと残念だった2日間。
でしたが今回は、学びが多い旅でした。