2016年冬の青春18切符。
今回は、忍者の里「甲賀・伊賀」そして奈良の都へ。
早朝6:33姫路発の新快速に乗車、草津まで。
この路線は3回目なので、ちょっと飽きてきている。
草津で降車、草津線に乗り換えて、甲賀へ。
忍術屋敷に近いのは甲南駅ということで下車。
朝食を食べる時間がなかったのでお腹ペコペコ、、
電車内で検索したふわふわパンケーキのお店に行こう‼
結構の距離を歩いて到着した。
すると、なんと、
「パンケーキは11:00から焼くのでお待ちいただくことになります」
現在時刻10時前、、1時間も待っていたら全ての予定が狂ってしまう。
仕方ないので、特にこの店じゃなくても食べられるモーニングセット!
なんかなあ~
せっかく調べたのに~
20分くらい歩いてきたのに~
軽く腹ごしらえをして、腹立たしくも、今来た道を途中まで引き返し、
忍術屋敷へ。
まったく看板とかがない。
不安になりながらも、グーグルを信用して突き進む。
さすが、忍者の里!
カワイイ(^^)v
「忍たま」思い出す
グーグルマップは正しかった。
小さな古民家だけど、ちゃんと「甲賀流」って書いてある。
ずっと「こうが」だと思ってたけれど、
正しくは「こうか」と読む(そうだ)
以後、気をつけよう。
見学者は殆どいない。少し待ってれば説明をしてくれる、
というので、ブラブラと展示物を見て回る。
忍者グッズがいっぱい、、、
忍者のマネキンまでいるよ(笑)
美形の「くノ一」ですね
〈余談〉もうご存知でしょうけど「くノ一」というのは
「女」という字をバラバラにしたもので、
女性の忍者のことを言うんです。
男性社会に入ると「女性」って頭につくんですよね~
女性ドライバーとか、女性自衛官とか、、
なんだかな~
忍者は、健康が大事だったので薬を色々研究したりしていたらしい。
クスリというと富山のイメージだけれど、甲賀伊賀も負けてないそうだ。
屋敷内を案内してくださる方が来られて説明をうける。
「どんでん返しの扉」や「隠し階段」
平屋に見えるのに実はかなり急勾配の隠し階段があって、
そこから2階3階へ上れたりする。
で、こんなところにも「くノ一」がいて…
ビックリするやん‼
帰ってから友人にこの写真を見せたら
「コスプレしたん?」
いや、たとえコスプレが出来ても、こんな高いとこに
のぼれんやろ!!!
でも、忍者のコスプレをすることはできたのだけれど、
電車の時間に間に合わないので、
「どうせ伊賀でもできるだろう」
とあきらめた、、
のが間違いだった。
(伊賀ではできなかったのだ、、ここでやっときゃよかった)
扉をあけたらすぐに落とし穴のからくり。
敵を生け捕りにする場合と、自分が逃げる場合を想定して
作られているそう。
なので、穴の横には別棟まで、あるいは敷地外まで続く抜け道が
作られてる(って、敵に逃げられるだろ)
でもまあ、かなり深いから、「知ってて落ちる」のと、
「知らないで落ちる」のでは違うだろうなぁ。
もっといたかったのだけれど、時間がなくて元の甲南駅へ。
基本、18切符の旅はJRと徒歩と決めているのだけれど、
忍者屋敷が面白過ぎて説明をいっぱい聞きたかったので、
時間ギリギリ、
仕方なくタクシー使用(ーー;)
そして甲南から伊賀上野へ。
ここから伊賀上野城は遠かった、、
マジ遠かった、、
毎日、「世界遺産姫路城」を見てる者としては、
「ちっちゃ‼」
城主は藤堂高虎、、これも気に入らない。
藤堂高虎って身長が190㎝くらいあったらしい。
それにしてはお城、小さすぎじゃね?
「伊賀」は近鉄駅がメジャーなようで、
JRの駅からは、ただひたすら遠い。
「忍者博物館」は、やたらキレイで、外国人客が多い。
忍者ショーとかもやっていて、
「忍者」を観光の売り物にしてる感じ。
甲賀と伊賀は、言うなれば「奈良」と「京都」みたい。
私は甲賀の方が慎ましい感じがしてなんとなく好きだなぁ、
と思ってたら、やっぱり
伊賀流の代表忍者は服部半蔵、、
甲賀流の代表忍者は猿飛佐助、、
(ただし猿飛佐助が実在しどうかは不明)
「代表忍者」というのもちょっとだけど(笑)
服部半蔵は徳川方で家康にメッチャ可愛がられて、
なんと、お江戸に大邸宅まで構えた。
それが今も地名に残る「半蔵門」
メトロの路線名にまでなってる‼
忍者がそんなにメジャーになっていいのか、、忍びのくせに!
というわけで、伊賀の博物館で撮った写真は1枚だけ。
(自分の仕事に関係してるんで、とりあえず参考になるかと)
博物館を後に、またもやテクテク歩いて
伊賀上野駅から関西本線に乗車。
そして奈良へ。
本日の歩数は約27000歩!
ちょっと歩きすぎ、、体に悪い!