3月、とはいえ、まだ春は遠く、
朝6時半のプラットホームは冬のまま…
とりあえず青春18切符春休み版は岐阜県奥飛騨へ。
米原まで直通新快速、米原で東海道線に乗り換えて大垣へ、
大垣で乗り換えて岐阜駅に到着したのが10:52
やっぱり新快速は速いわ。コスパ抜群!
岐阜駅での乗り換え時間は1時間もない。
ゆっくりランチをしてる時間もないので、
「駅弁を買って車内で食べよか」
と考えていたのだけれど、構内を見渡したところ、駅弁を販売してるところがない。
駅直結のショッピングセンター「アスティ岐阜」が見えたので改札を出ようとしたら、
駅員さんがいない改札!
18切符はコレが不便。
大廻りして改札を出て向かったはいいけど、やっぱり駅弁はない。
成城石井があったので、そこでとりあえず弁当get‼
で、中途半端に時間があまる。
お茶でもしようかと、探したら現在地は2F
1Fにミスドがあるんで、1フロア降りて・・・
微妙に小腹がすいているので、ついついドーナツ1個注文!
食べながらウジャウジャ喋ってたら、
そろそろ次の電車の発車時刻がせまってる。
大慌てで店を出て、改札に向かおうとしたら、
「改札がない」
「え???」
「そっか、ここ1Fやん」
またまた大慌てで2Fに上がり、改札に行ったら、
さっき出られなかった駅員さんがいない改札!
乗り遅れたら、今日中に飛騨に到着しない!
走って、階段駆け上がって、無事に乗車。
これまで何度も同じことをくりかえしているのに学習できない…
って、おバカとしかいいようがない…
なんだかんだといいつつ高山線に乗車したはいいけど、
予測に反して、乗客が多い!
恥ずかしくてお弁当が食べられない(じゃないか)
乗客が少なくなってきた2時頃になって、車内で弁当を食べるオバハン2人!
15:30に高山駅到着。
事前情報で、高山グリーンホテルのカフェ「木の香」のパフェが有名とのこと。
パフェラーとしては是非とも行くべし!
ココから飛騨まではバスなので、バス乗車時刻まで1時間10分ある。
調べてみるとホテルの送迎車がある。
のだが、15:30発
さすがに15:30に高山駅に到着して15:30発には、
ワープでもしない限り乗れない。
で、タクシーに乗車!
たかがパフェを食べるのに、往復タクシーで行く、
バカの上にまだ何かつきそう、としかいいようがない。
ホテル着後も、先にフロントで帰りのタクシーを予約。
高山も観光地でありながら姫路と同じなのか、タクシーがなかなかないらしい。
しかも、ホテルなのに…
とりあえず確保してもらって、カフェに。
苺たっぷり、食べ応え◎
でも、さっきお弁当を食べたところなので、お腹が苦しい…
ささっと食べたあと、またタクシーで高山駅へリターン。
濃飛バス乗り場で切符購入、1840円もする、
ということはメチャ遠い??
乗車バスは「新穂高」行 こないだから北アルプスあたりをウロウロしてるのか、私は。
登山者でもないのに・・・
バスの車窓からは、春スキーのゲレンデも見え、スキーヤーもチラホラ
こういう景色を見ると、若き頃を思い出して滑りたくなるけど、
今、滑ったら「骨折必死」だな、たぶん。
17:52に福地温泉口というバス停に到着。
ここに旅館からの送迎車に乗り込む。
本来、チェックインは17時まで、ということらしいのだけれど、
青春18切符で行くので、とてもとても、17時までには着かないんです、
とワガママを言ってお迎えにきてもらった。
数分で宿に到着!
夕暮れの中に佇むのは「隠れ庵 ひだ路」
本当に隠れ庵って感じ。
チェックイン時のおもてなしはハブ茶
館内説明は、タブレットで受け、これをそのままお部屋にもっていく。
進化してるね~
お部屋の名前は「苧環」(おだまき)
言われなきゃ、読めない…
この時期、コタツがあると感動するわ!
ましてや別室!
部屋の外には露天風呂。
個室露天風呂はいつでも入浴できるし
こじんまりとしていてリラックスできる。
内湯もある、内湯から露天へのドアがあるのだけれど、
これがアルミサッシでちょっと風情に欠けるかな、
とふと思ったけど、そんな贅沢は言えません、これで十分!
タオル掛けはヒーターがついているタオルウォーマー、すでにこの時点でパスタオルはホカホカ、とまではいかないけど、ほんわり暖かい。
コレ、そんなに高くないと思うので、他の旅館でも備え付けて欲しい。
お水も地産のもの、ここは福地温泉なので「福地おそぶ谷の山水」
天然のワサビが群生する清流から、この宿に直接届く水路がある、とのこと。
エアコンカバーも雰囲気を壊さないように木製!
こだわり、ですね。
遅めの弁当だったし、結構大き目のパフェも食べてて、
あまり空腹ではないのだけれど、到着が遅かったので、
すぐさまお食事に…
食事は部屋食ではないけれど、別室個室。
我々の部屋は、戸があいていて光がもれているところ。
入ると炉が切ってある。
炭火では岩魚と五平餅がすでに美味しそうな焼き加減。
片方の溶岩はガスにつながれていて、後々の飛騨牛のため、らしい。
お腹、あまりすいてないはずなのに、すぐにパクつく、
熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに、
という主義なので、カメラ出してるヒマはない、ので、
画像は殆どない。
けれど、印象に残ったものだけ…
一品目の5種盛り、手前はこごみ
ばあちゃんのころ芋と飛騨かぶ漬け&わらび田舎煮
これらは大盛りの鉢から好きなだけ…
野菜の袱紗寄せ、ゆきのしたが春の暖かさをもってきてくれてるよう。
この器、欲しいなぁ…
そして飛騨牛とメチャでかいナメコの溶岩焼、
ただ、個人的にはあまり飛騨牛は好みではないので、あまり食指は動かなかった、
ってか空腹だったら食べてたであろう、と思われ。
お腹がいーーーーっぱいになって、部屋に戻り、露天風呂へ。
部屋付き露天風呂以外にも、別に露天風呂があって、
そこもタブレットを見れば空き状態がわかり、空いてれば貸し切りになるのだけれど、
部屋に露天風呂があってコタツがあると、もうこれは動けない、、
お湯の温度もぬる目で長時間ゆっくりと浸かれる。
温泉に来るたびに、「日本はいいなぁ」と思う。
地震の恐怖と隣り合わせだけど…
つづく