流刑の地「隠岐諸島」その1

「後醍醐天皇脱出ツァー」
この言葉に惹かれて隠岐の島へ。

知識不足なので、隠岐の島という島がポツンと1つある、と思ってた。

が、実はそうではなくて、そもそも「隠岐の島」という島はない!(そうだ)

じゃあ、なんだ?

「隠岐の島」ではなく「隠岐諸島」といって
島後とよばれる大きな島1つと、島前とよばれる小さな島が3つ、
これらを称して「隠岐諸島」というのだそうだ。

色々と知識が増えて、だから旅行は面白い!

大きな島は隠岐の島町、小さな島は「西ノ島」と呼ばれる西ノ島町と
「中の島」と呼ばれる海士町、そして「知夫里島」と呼ばれる知夫村という。

知夫里だけは「町」と呼ばれるほどではなかったので「村」となったんだろうか???

2泊3日では全4島を回ることができない。
つまりフェリーの本数が極端に少ないのだ。

なので、今回は(次回はあるのかな??)、空港がある隠岐の島町と
後醍醐天皇が、流された時に住んでおられたという西ノ島町の2つのみ。

伊丹空港から隠岐までは1時間とかからない。
低空飛行なので、最近ヒコーキに乗ると悩まされてた耳痛はおきなかった。

耳痛対策として、耳栓と飴ちゃんを常備してる。
「飴ちゃん」って大阪のオバチャンみたい、、
ってか、両親バリバリ大阪人やから血は大阪のオバチャン、
だった…

で、飴ちゃんは空港で買えばいいか、と家からはもっていかなかったら
保安検査場の先にJALはコンビニっぽいのがない。

以前、忘れた時は機内でCAさんに貰ったのだけれど、
3個くらいしかくれない、、ガリガリ噛んじゃったりするので10個は欲しい。

ウロウロしてたらJALショップに「スカイキャンデー」が…
コレって機内でくれるやつだよね、と思いつつ、でも、10個以上もってないと
不安なので、1袋購入。

あとから他のお店とか見てたら、もっと美味しそうなべっこう飴とかが売ってた。
(大失敗!)

搭乗してからキャンデーの袋を破ってたら、CAさんから
「お買い求め頂いたんですね、有難うございます、機内でもご用意していますので」
とお声かけ、知ってるけど、10個下さい~って言いにくいんですよ、
とは声に出しては言わなかった。

十数分後、「キャンデーいかがですか?」
って回ってきた。
別のCAさんだろうけど、「イヤミかよ!」(笑)
「(袋を見せて)いっぱいあるからいいですぅ」
今度からJALに乗ったら、キャンデーは10個もらうことにしよう。

前振り長すぎて、なかなか隠岐へ行かれへんやん、ということで
やっと隠岐空港に到着デス

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一瞬、沖縄に来たのかと勘違い(笑)

レンタカーの予約をしていたので、空港に送迎が来て
事務所まで行って手続きをする、と当然思ってたら、
なんと、レンタカーそのものが空港駐車場に停車してあり
そのままキーを渡された。
事務所に行く手間も何もなくそのままgo…

いつもの習慣でホテルにチェックインしてから出かけましょ!
とのつもりでいたら、レンタカーにそのままトランク積んでるんだから
今、チェックインしなくてもいいやん~、と気づいた。

とりあえずナビで玉若酢神社へ。
「ここは出雲なんだ」と改めて思う拝殿の注連縄


最近はキャッシュレス優先してるので、小銭をもっていない。
ということで賽銭がない。
ということで、図々しく無料で拝観。

拝殿の後ろに本殿

拝殿の手前には樹齢2000年を超えるという「八百杉」が。
さすがに2000才にもなると独りで立っていられないのか
電信柱のような添え木で支えられている。

この島で倒木もせず、よくぞ2000年も生きながらえたものだ。
平均寿命がのびて100才がどうのこうの、とアリかゴマメの話に
思えてくる。

神社の隣りには、このお社をずっと守り続けてきた??重要文化財の
隠岐家の住宅がある。

茅葺き屋根などなど、維持が大変だろうなぁ…

神社と隠岐家の間の道路わきに、訳のわからない銅像、
近寄ってみると
「琵琶ぼくぼく」という名前のついたじーさん?ばーさん?
よくわかりませんが、なんか気になる存在。
顔が琵琶になってるのかぁ…なんで琵琶?

生みの親は水木しげるらしい

水木しげるって鳥取じゃなかったっけ?
どうやら水木しげるの祖先が、隠岐家の一派だったらしい。
(ま、どうでもええけど)
使えるものは何でも使え! か?