岩惣に泊まる その4

今回の旅は、料理旅館「岩惣」に泊まることを第1目的としているのだが、
もう1つ、名物あなご丼を食べる、というミッションもある
(食べることばっかりやんけ)

岩惣でこれまた美味しい朝食を頂いた後、チェックアウトぎりぎりまで宿で過ごし、
その後に、といってもまだまだお腹はすきそうにない。
といって、腰痛持ち2人がロープウェーに乗って山にのぼる??なんて発想もなく
んじゃ、水族館にでも行こうか、ということになった。

実は、実は、この年になっても、結構好きなのである、水族館が。

 

 

 

 

 

この真ん中にドーンと描かれているイラスト、
コレ、スナメリだそう。
スナメリって小型イルカで、瀬戸内海に
いるらしいんだけど、今や絶滅危惧種、とまでは
いかないけど、かなり減少しているらしい。

で、この水族館にはいるんですよね。

生きてるスナメリどころか、なんと標本まである

 

 

 

 

体長160㎝くらいなのだけれど、
なんと、なんと、なんと…
胸ヒレの骨格をみると5本指がある。
大きな手みたいに見える。

ってか、巨人の「手」だろ…

 

 

 

 

なんでだろ??
と解説を読むと、
「陸から海へ帰った不思議な動物」
らしい
なぜに陸から海へ帰ったんだろう??

そこまでは書いてなかった・・・

 

 

 

 

 

クラゲはいつもながら幻想的で、見ていて飽きない

 

 

 

 

 

筒の中でおしくらまんじゅうしているアナゴたち、
ごめん、もうすぐ君たちの仲間を食べちゃんうんだよ、
私たち。

のんびり水族館を見てもなお、お腹はすかない。
他になんか行くとこないかなぁ、、と、探してみたら

北大路魯山人美術館がある。

 

 

 

 

 

何故、宮島に魯山人が??

宮島の大金持ちが集めたコレクションだそう。
ちょっと私とは好みが違うなぁ、という
感じだった。

宮島の中にも、有名処のアナゴ丼のお店があるのだけれど、
やっぱり、海をわたって宮島口に帰ろう。

途中で五重塔を見上げる。

「きれいだなぁ」

この塔は、今は厳島神社の一角にあって
神社内の施設の1つとなってるようだけれど、
そこに至るまで紆余曲折が色々あったようだ。

 

 

 

 

 

フェリー乗り場に着くと
修学旅行生なのか、私たちが乗るフェリーから
ばんばん降りてくる。
よかったー、この連中と時間差になって…
(まあ、水族館でも若干いたけど)

桟橋から歩いて数分、あなご丼ではかなり有名らしい「うえの」

 

 

 

 

 

メニューは、ほぼあなご丼、いちばん少量のやつでいいかな

 

 

 

 

で、コレ!
少量にしてよかった。
鰻やらあなごやらニョロニョロ系が
好きな私たち。
黙々と食べる。満足!

外に出てみると、「うえの」の奥にカフェの看板がある。

 

 

 

 

 

ずっとずっと奥に行くと

雑貨とカフェ

 

 

 

 

 

 

ここはbookカフェになっててレトロな小屋裏のカフェ。

他に客もいなくて妙に落ち着く。

とてもとても古い本があって、
「暮らしの手帖」が山積みに。
1冊ずつ手に取って読みたい気分になった。

家の近くにこんなカフェがあったら、毎日通うのになぁ

この部屋に入るドアのカンヌキがまたスゴイ!
中国から来たのだろうか・・・

 

 

 

 

 

なかなかいい感じのお店でした。

宮島口から在来線で広島へ。
またまた始まった「なんかパフェ食べたいよね~~」

で、検索
広島駅の百貨店の中にあった

 

 

 

 

 

苺てんこもり!
たしかに苺はスゴイ!

けど、パフェの命はフルーツは当然のこと、
生クリームとアイスクリームの味で決まる、

と、我々は思っている。

なのに、なのに、「コレ、練乳ですか~?」
「コレはアイスクリームというものではない何かだよね」

なのに、お値段は日本橋「千疋屋」クラス
これだけの価格設定をするなら、もうちょっと勉強してほしい。
パフェとはなんぞやって。
千疋屋をはじめ、各地で修行してほしい、、よな

ここの窓から眺める夕暮れの広島の街・・・

 

 

 

 

 

こんなパフェ出して、この街が泣いてるぞ!

終わりよけりゃ、って言葉があるけど、
反対だったな、、残念!