今年2月末に東京丸の内口にある東京ステーションホテルの小さなショップ。
そこで見つけた「クラシックホテルパスポート」
第二次世界大戦以前、1800年代後半から1900年代前半に建てられたホテル群。
江戸時代までは宿泊施設は「旅篭」や「木賃宿」
明治維新後、文明開化によって西洋文化を取り入れだした。
その中のひとつに「ホテル文化」があり、旅篭はホテルに変わる。
そんなホテル文化を日本に導入してきた先人たちの足跡を現代に伝える
クラシックホテル。
当時の建物を維持し、文化財や産業遺産などの認定を受けているなどの
条件を満たして結成された9つのホテルからなる「日本クラシックホテルの会」
(一部クラシックホテルパスポートの紹介記事より抜粋)
この「日本クラシックホテルの会」が出した「クラシックホテルパスポート」
3年間で9つのホテルに宿泊してスタンプをためましょう!
という「クラシックホテルの会」の戦略にまんまとひっかり、
その栄えある第1回目のホテルに「奈良ホテル」を選んだ。
単に近かっただけのことなのだが、、、
ホテルライフを楽しむのが目的で、観光旅行とは違うわけだから、
どこへも行かなくてもいいのだけれど、せっかく奈良に行くのだから、
せめて1か所くらいは行きましょう、
ということで、「橿原神宮」へ行った。
橿原神宮へ行くには近鉄に乗らなければならない。
JR大阪駅で近鉄に乗り換えることはできず、上本町か難波か鶴橋まで
行かなくてはいけない。
めんどくさい。
ちょっと遠回りになるし、料金も少しお高くなるけど、
京都まで新幹線で行くのが手っ取り早い。
京都駅で新幹線の改札を出たら、向かい側が近鉄京都駅の改札がある。
このルートだと橿原神宮まで1回の乗り換えでスムーズに行ける。
ということで京都駅から近鉄特急に乗車。

ひと眠りしている間に「橿原神宮前」に到着。


駅前にタクシーは、、、ない。
仕方がないのでトボトボと歩き出す。
参道のはずなのにお店が殆どない。
炎天下を歩いてやっと到着。
一の鳥居、二の鳥居を抜けて手水所へ。

とにかくここの神社がよかったのは人がいないこと。
静かで厳かな感じがよい。
ちゃんと日の丸が掲揚されている。

山門から本殿へ


ただ本殿前の玉砂利は熱かった。
参詣したあとは御朱印をもらい、
まんが「神武天皇一代記」が売ってたのでget


ホテルに帰って読んだのだけれど、神様の名前が
メチャややこしくて音読すると舌がもつれそうに…
とにかく暑かったので、早々に境内にあるレストランへ入ってランチ。
奈良なので、やっぱり柿の葉寿司をいただく。


蒸した柿の葉寿司と三輪素麺のセット。
冬はにゅう麺になるそうだ。
いつもお土産にいただいたり、駅で購入したりしてたので、
温かい蒸した柿の葉寿司は初めての食感。
シャリがフワフワしていい感じで食した。
炎天下のもと、近鉄駅までトボトボ。
途中で埴輪を売ってる店があって、のぞいてみたかったのだけれど
シャッターが半分以上おりて営業してないもよう、なので諦めた。
当初は急行で途中乗り換えて奈良へ行く予定にしてたが、
たまたま停車していた普通がそのまま大和西大寺まで直行、
駅員さんに途中で急行に追い越されない、ことを確認して乗車。
炎天下を歩いた疲れからか、車内で爆睡した。
大和西大寺で乗り換えて2つ目が近鉄奈良駅。
なんで直結してないんだ???
近鉄奈良駅には奈良ホテルの送迎バスが来てくれるので
大急ぎで乗り場に急ぐも、バスの時間を間違えてて、
乗り場で15分くらい待つことに、、、
最近、こんなことが多い、
年のせいにはしたくないけど年のせい。
とりあえず送迎バスに乗車はできて奈良ホテルへ。